■燃費改善対策ノートRev19■
2015-12-05


D.パワーステアリングにによるエンジンの負荷を減らすため、ハンドル操はできる限り緩やかにおこない、戻し操作もタイヤが自然に戻ろうとする反力を最大限利用する。走行速度が遅いと基本的なパワーステアリングのポンプ吐出量を増やすので、ポンプ駆動抵抗が増え燃費が悪化する。60km/h程度の速度ではパワステ補助力を減らしハンドルの安定感を持たせるためパワステポンプの吐出量が減り、パワステポンプの駆動抵抗が減り燃費も良くなる

E.Dレンジのまま停止するのはやめる。(燃料噴射量増えてます)

F.狭い交差点でブレーキ踏みながらゆっくり左折の時はNレンジで惰性で旋回。

G.始動後の暖気時間は水温20〜30℃度になるまで(約2分)

H.エアコンの風量は自動にしないで、マニュアルで「U」に設定。

I.信号が青になったあと、40km程度で一定速度にすると5速に入ってしまい、そこからゆっくり50km/hまで加速しようとすると5速のままなので、加速も燃費も悪い。Dレンジでも50km/hまで4速で加速できるようなプロファイルで加速すると燃費も加速も良い。

J.水温55度以下では51km/h以上出さないと5速に入らないので、55℃以下ではSNOWモード、55℃以上ではNRM またはPWRモード

K.約66km/h以上で5速ロックアップするが、ロックアップ状態でもアクセルを完全OFFにしたり、ブレーキランプ点灯させるとロックアップが解除されてしまうので、無駄なロックアップ解除に注意。

L.混雑した市街地で車が多く、40km/h程度での速度調整が頻繁な場合はATを4速に固定すると、エンジンが水温55°以上では4速にロックアップするので、加速減速も良く燃費もいい。Dレンジのままだと5速に入った1600rpm程度の状態で加速しなければならない状態となり、加速が悪い割に燃費も悪い。

M.2013年冬から暖気時間をゼロに。発進後の信号待ちが暖気運転になるので特に問題なし。

N.2012年冬から減速時のマニュアルシフトダウンによるエンジンブレーキを多用。通常Dレンジで惰性で走っている時は燃料噴射量が2.3mmsecに対し、マニュアルシフトダウンによる減速中は最高1.5msec程度まで燃料噴射量が減ります。またDレンジのままフットブレーキを使用するとエンジン回転が落ちますが、落ちすぎないようECUが燃料噴射を増やしますし、駆動力も残っているのでフットブレーキの効きも悪いです。しかし、エンジンブレーキ中駆動力がゼロなので、フットブレーキの効きがとてもよくなります。

O.信号停止時はNレンジよりもPレンジにした方が燃料消費量(燃料噴射量)は少ない。(PレンジではATに接続されていないため回転抵抗が少ない)

■考察など■
●雪道以外でSNOWモードを使うのは初めてですが、出力変化の角がとれて丸くなり、非常に円滑にジェントルな走りになります。SNOWモードはエンジンを止めるとリセットされてしまうので、始動時自動でSNOWモードになるAUTO-SNOWモードユニットを開発して装着中。しかしSNOWモードのダルさは点火時期もいじっているでしょうから、エンジンの性能的には効率悪い気がします。ノーマルモードの方がガソリンの熱エネルギーを生かし切っている気がします。

●但し、SNOWモードではAI-SHIFT(道路状況に応じた知能的SHIFT制御)が働かない点に注意。
また、NORM、PWRモードの場合でも、水温55℃以下ではAI-SHIFTは作動しない。

●タイヤ空気圧を2.5kgに上げただけで転がり抵抗減少を確実に感じます。但しタイヤは少しゴツゴツした感じが出てきます。純正値の2.3kgでは抵抗感なく、かつマイルドなタイヤ感覚です。


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