●冬は気温が低下して空気密度が上がっています。ホットワイヤの感知する空気流量も同じ流速でも確実に増えていると思いますが、そのため最良空燃比を目指すECUは燃料噴射も増やしています。 燃料噴射量=エネルギーですので同じ回転数(吸気量)で出ているパワーは高くなっているはず。夏までと同じ感じで必要出力以上のアクセルを開けるとかえって燃費は悪化してしまうでしょう。冷たい空気はパワーが出ているのでアクセルはセーブ...ということです。
●5速の完全ロックアップは64km/hから(マニュアル上では約66km/h)
●水温が55℃以下では通常40km/hで5速に入るところ、3速までしか上がらないので燃費は非常に悪い。
(スピードを51km/hぐらいまで上げると、水温が低くても5速に入る)
●水温が45℃を超える頃エアコン暖房が風量0→1になる(水温の目安になる)
●エンジン始動時はやはり装備品をOFFにして電圧を確保したほうが、セルモーター+燃料噴射の時間が短い。
2013年〜ACC電装品の電源を一つにまとめ、カットスイッチをつけました。エンジン始動時はこれをOFFにしておけば、キーがACC位置でもACC装備品のほとんどはOFFにすることができました。
●高速道路390kmノンストップラン達成時、SNOWモード+オートクルーズで12Km/L達成。
●45km程度の平地のブロック燃費13.1km/Lを記録! (オンボードコンピュータの燃費表示、クルコン:ATロックアップの65km/hセット+SNOWモード、燃料満タン、一人乗車荷物なし、気温22度、吸気温度24度)
[LINK] (
禺画像])
P1000068 posted by
(C)sniper
●R-VIT DS でモニターしている瞬間燃費は、平地の高速道路の100km/h巡航時は15km/l〜16.0km/l程度を表示しています。なので、登り下りや加速減速がなければ一定距離のブロック燃費でこの程度の燃費が出る可能性は十分あります。
●R-VIT DS でモニターしている燃料噴射量ですが、停止アイドル時の燃料噴射量は始動直後は2.8msec程度ですが、水温上昇とともにオイルが温まって回転抵抗が減り、水温が85℃で安定するころには2.3msecに安定します。なので短距離の車の使用では、始動後、水温を少しでも早く85℃に上げることが重要と言えます。更にATも70℃程度に温まり水温が92℃程度では2.1msecまで低下します。
●前方の信号が赤になったとき、ATをDポジションにして惰性で走ると燃料噴射量は2.3msec以上減ることはありませんが、積極的にマニュアルシフトダウンした方がエンジンブレーキが効いて燃料噴射量は1.7〜1.5msecまで減ります。
そのままフットブレーキを使用していくと停止直前エンジンがストールしないように燃料噴射量が増えるので停止直前にNポジションにすると燃料噴射量が増えません。
●オーディオや追加装備したたくさんの電装品、エアコンファンの電気負荷による、オルターネーターの駆動抵抗が想像以上に大きいということが分かってきました。
自転車のダイナモと同じく、エネルギー保存の法則からしても必要な発電負荷を達成するに必要な動的エネルギーはそれに比例します。すなわち発電量が増えるとオルタネーターの回転負荷も増えるのです(あたりまえですが)
なので燃費が悪くなります。 実際、エアコン風量最大(ブロアーモーターによる電気負荷)でのアイドリング時の燃料噴射量は2.3msec、
これでエアコン風量をゼロにすると直ちに2.1msecに減ります。
なんと8.7%の減少。
60km定地走行時の燃料消費は3.0msec程度ですから
0.2÷3.0=6.6%
その時の瞬間燃費がエアコン風量最大で通常10km/L程度なので
エアコン風量OFFとでは10.6Km/L程度に改善する可能性があります。
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